こんにちは。今回は「急な成長」がキレを殺す? 10代の身体のズレを直すDress流身体操作という内容でお伝えします。
消えた天才という言葉をサッカーをやっている人や、その親御さんであれば聞いたことがあると思います。これは実際に起っていて、私も「めっちゃいいやん!」と思った選手が数年後には2ndチームで引退したということを何度も聞きました。
よくテレビではこれを努力不足、学生時代に遊びすぎてしまったと放送します。もちろんそういった理由もあるとは思います。しかしもっと大きな理由は深いところにあり、それが成長期におこる身体と脳のズレです。
今回は小学生高学年〜中学生年代にパフォーマンスが落ちてしまう選手について解説します。ここを本人も親も知っておくことでユース年代でのパフォーマンスに多いな差が生まれます。
先に言っておきます。 もし、あなたに「周りと同じ、がむしゃらな努力で満足する」という考えがあるのなら、この先は読まないほうがいいかもしれません。ぜひ親子で一緒に最後までご覧ください。
急激な身長の伸びによってスランプが起こりやすい理由
骨格の成長に脳と神経が追いつかず動きがバグる
多くの選手が成長期にプレーの質が下がる理由として、骨格の成長に脳と神経が追いついていないということがあります。その結果、身体をいままでのようにコントロールできずに足が遅くなった、ジャンプが低くなったといった状況になります。
特に小学6年生や中学1年生のタイミングでは1年間で10cm以上身長が伸びる選手もいます。そして体重もどんどん増えていきます。もちろん食べる量も増えてはいきますが、栄養の骨の成長に使われています。
もちろんこれは成長過程において正常な流れで、捉え方とこの時期にやるべきことを間違わないことが大切です。焦らず最適な選択をしていきましょう。
増やすのは練習量よりも最適なトレーニング
では具体的に何をしたらいいのか?というと、神経系のトレーニングを積極的に行うことです。子どもの成長発育において、5歳〜12歳(特に10歳〜12歳)までは神経系の発達がピークになります。そして13歳〜18歳の時期は筋骨格系の発達が優位となります。
なのでいわゆる成長期においてやるべきことはジャンプやストップ、細かなステップ、フェイントといった身体操作の質を限りなく上げることです。
そしてこのようなトレーニングは量よりも質が圧倒的に求められます。どうしてうまくできないのか?理想と現実のギャップはなにか?ということをしっかりと大人と向き合いながらトレーニングすることが大切です。
実際にDressに通っている小学4年生の選手も、足は速いけれどジャンプがまったく跳べませんでした。身体の使い方を見ているとそもそも踏ん張れていない、腕が振れていない、呼吸が合っていないといったエラーだらけでした。
それをひとつひとつ説明して、こちらがデモを見せて本人の映像も撮って見せてと丁寧にやっていくとしっかりと跳べるようになってきました。ここまできたらあとはそこに肉付けしていくだけなので、どんどん成長していきます。
逆に言えばこの土台ができなければ一生そのままの可能性だってあります。
成長期をスランプではなく爆発的な成長につなげる準備期にする
整体による「筋肉のコントロール」
これは実際にDressで選手本人や親御さんにも伝えることですが、高校年代以降もサッカーを頑張っていくのであれば、この成長期にパフォーマンスが一時的に落ちることをいかに準備期間と捉えて、爆発的な成長を迎えられるかが大切です。
上で書いたように、しっかりと適切な神経系のトレーニングを積んでいけば、ちゃんと後からプレーは追いついてきます。ただDressではそれだけでなく、整体の観点からも身体に刺激を入れるようにします。
例えば使うことの苦手な部位はそもそも感度が低いケースがあります。その部位に触れてあげて緩めることで使いやすくなり動きが変わるということはよくあります。では、ただ緩めたらいいのか?というとそういうわけでもありません。
どこがポイントなのか?どこにストレッチをかけるべきなのか?ということをサッカー専門のトレーナーとして見ながら選手と関わっています。もちろん直後効果は最初は一時的ですが、その一時的がなんども起これば、身体としてはデフォルトとなります。
パーソナルトレーニングによる脳のOSアップデート
そして使いにくい部位に刺激が入り感度が上がった状態で、神経系中心のパーソナルトレーニングをすることで、動きが明らかに変わってきます。上で書いた小学4年生の選手も実際にこの流れです。
特に背部や臀部、ハムストリングなどといった背面の筋肉は意識がしにくい部位です。だからこそそのあたりに事前に刺激を入れて、そこを使わざるを得ないトレーニングを行っていきます。そうすることでしっかりと地面を踏んで反力をもらいやすくなり結果としてジャンプが高くなっていきます。
実際に私がこのように成長期の選手にトレーニング指導を行っていて感じるのは、こちらの眼がしっかりしていないとメニュー構成を適切にできないということです。どうして跳べないのか、どうしてステップが遅いのかなどといった理由や原因を見抜くことができなければ、ただ的はずれなトレーニングをやることになります。しかもトレーニングなので終わった後は疲れてやりきった感がありますが、数カ月後に変化があるか?というとなかなかありません。
私も完璧ではありませんが、そこのトレーニングメニューの質は量よりも圧倒的に重視するべきです。
そしてここがばっちりハマれば、選手のなかで「身体ってこう使えばいいのか!」ということがわかってきます。(これは潜在か顕在かは人によります)そうなれば今まで苦手だった動きが勝手に連鎖的にできるようになっていきます。
私は常にそこを狙って指導しています。
たった数年しかない成長期で最大の武器を獲得するための親の選択
サッカースクールを増やす前に「身体の変化」に対応する
いつもこのブログでも現場でもお伝えしていますが、成長期や中学年代の選手の最大のサポーターは親御さんです。多くの子ども達は両親が「これ良さそうだよ!」というと「やってみよう!」「上手くなるかもしれない!」と信じて受講します。
もちろんこのこと自体は素晴らしいことですし、ある程度はそうあるべきです。しかし大切なのは親御さんの選択がズレると、結果的に成長の幅が狭まります。
成長期は身体の変化がどんどん起こります。1年で10cm以上の身長の変化、それに伴った体重の増加、足のサイズアップ、食事量の明らかな増加などいろいろです。こういった変化を選手本人はなかなか気づきません。
だからこそ親御さんの眼が重要になってきます。そこがしっかりと見れるようになれば、あとは専門家に任せるだけで大丈夫です。
私は選手のお父さんにはよく「一緒にお風呂に入ってください」ということを伝えています。身体の変化を見るにはお風呂でスッポンポンの姿を見るのがいちばん早いです。そこでの変化も教えてもらっています。
高校、大学で全国大会出場、そしてプロを目指すための「成長期専用コンディショニング」
Dressでは小学3年生〜中学3年生までの成長期専用コンディショニングプランというものを準備しています。
これは私がいままでサッカー専門トレーナーとしてどんなことをチェックしてきたか?それに対してどのようなアプローチをしてきたか?が体系立てれたプランです。このたった数年しかない成長期の過ごし方でその後のサッカー人生が変わると言っても過言ではないと思っているからこそ、全力でサポートするようにしています。
サッカーの練習はチームでコーチに教わってもらってOKです。そしてケアと専門的なトレーニングをDressが担当します。全国高校サッカー選手権に出たい選手、プロを本気で目指している選手はぜひご来院ください。
またDressではオンラインサポートや、出張のパーソナルも行っています。ご依頼は公式LINEからご連絡お願いします。
いかがだったでしょうか?今回は「急な成長」がキレを殺す? 10代の身体のズレを直すDress流身体操作というタイトルでお伝えしました。成長期は身体の変化に追いつかず、今までのような動きができなくなることがよくあります。
ただそれを準備期と捉え、適切な準備やトレーニングをしていけば必ず高校年代でパフォーマンスは今まで以上に高くなります。ぜひDressで専門的なトレーニングをしていきましょう。







