今回のお役立ち情報は整体の歴史という内容で書いていきます!
よく東洋医学や中国から入ってきたなどいろいろ言われることがある整体ですが、実際のところはどうなんでしょうか?
今回は、そんなちょっとした疑問の解決になるような話をしていきます。
ぜひ、最後まで御覧ください。
整体の歴史を知ってもらいたい理由
まず最初に、今回のこの記事を読んでもらいたい理由を簡単に書いていきます。
現在、整体院は各地域に山程あります。やっていることも説明されていることも店舗によって様々で、何が正解で何が間違いということはほとんどありません。
ただ、共通していることもそれなりにあって、歴史を知ることでどこに行っても、整体のそもそもの考え方は同じということがわかってもらえると思います。
それを知っているからこそ、「そうか整体ってこれを大切にしてきたんだ」「ここはどの整体でも欠かせないポイントだよな」という本質がわかり、ただ施術を受けるよりも理解と納得がうまれ、リラックスして受けることに繋がり効果を実感しやすくなってきます。
整体はどこ発祥なの?
よく医療や医学は、東洋医学と西洋医学というジャンル分けがされると思います。ただこの話がでる時は「鍼灸」が入ってくることがほとんどです。
たしかに鍼灸は中国由来のモノで、経血(いわゆるツボ)や気の流れというものは東洋医学の考え方といってもいいでしょう。
じゃあ、整体も中国なの?と聞かれると、「そうとも限らない」というのが答えになります。
そもそも整体とは?というハナシはこちらの記事【整体の効果】で書かせていただいていますが、今現在、街なかになる整体院で行われていることのほとんどは、日本で考えられて日本で行われています。
例えば、産後の骨盤矯正や猫背矯正というものはここ20年くらいで業界で謳われ始めた言葉であって歴史という歴史は無いに等しいと思います。
ただ整体という言葉はなくても、いわゆるマッサージや人の身体のケアは世界中で昔から行われていたそうです。
アメリカや南米の方では石を温めて身体に乗せるホットストーンセラピーがありましたし、エジプトやローマではアロママッサージが行われていたといわれています。
もちろん鍼灸は上に書いたとおり中国由来ですし、タイ古式マッサージと言われるようにアジアでもマッサージは古くから行われてきました。
世界中で行われる身体のケア
このようにみると、身体のケアは地域や時代によってやり方は様々ありますが、何かしらのカタチで行われ続けていた歴史があることがわかります。
例えば鍼灸も日本では6世紀頃から行われ始めて現在までずっと受け継がれてきました。そして整体はそういったケアを「手で行ってもいいんじゃないか!」という発想から生まれてともいわれています。
このように、現在の整体のルーツは各地方の各時代にあることがわかります。
つまり古くから”疲れ”という概念はあって、ケアの重要性は多くの人が理解してということです。そしてそれを人の手で行うことに、ぬくもりや安心感を与えることができて、そこにまた価値があります。
その手で気持ちの良い部位を触ってもらうだけでもリラックスすることができて、痛みや疲れが取れていきます。そういったことを昔の人は感覚的にわかっていたはずです。
整体の未来
今の時代、多くのもがAIに変わってきています。ではこの整体は今後どうなっていくのでしょうか?
あくまで未来のことなので予測の範囲から出ることはありませんが、「整体」という分野は人の手で行うことが継承されてきているので、この先もAIに変わることはないと考えています。
もちろん”疲れ”や”しんどさ”というものに対しては、抜群に効く薬が出てくるかもしれませんし、高性能のマッサージチェアが発明されるかもしれません。しかしどこまでいっても人の手のぬくもりというものは、AIや機械では再現することは難しいものです。
だからこそ、今回お話させていただいた「歴史」は大切で本質的な部分が記されていると思います。
“人の手で人の疲れを取る”ということを今後も大切にしていきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。