こんにちは。今回はアスリート必見!ケアを受けるのはいつ?試合前ケアのタイミングや内容を解説という内容でお伝えしていこうと思います。
整体院Dressには学生アスリートやJリーガーなどが来院しています。選手たちに普段から伝えている内容にケアのタイミングとその内容があります。
試合前にケアを受けると身体が緩んでしまってパフォーマンスが落ちるのではないか?ケアを受けるとしたらどのタイミングがいいのか?どんな内容のケアを受けるべきなのか?といったことを解説していこうと思います。
ぜひ最後まで御覧ください。
試合前日のケア
練習後は必ずケアを受けるべき
私が関わっている選手には試合前日のケアは必ず受けるべきと伝えています。選手本人が思っていなくても、疲労やストレスはそれなりに溜まっています。
その小さなネガティブ要素を自覚し、それが解消されるという事実は選手にとってプラスの要素になることがほとんどです。
内容としては、静的なストレッチでも鍼やマッサージでもよくて筋肉が柔らかくなった、可動域が増えた、足が軽くなったという事実が大切になってきます。
特に大切なことは筋肉を緩め、血流を良くすることです。この状態でしっかりと睡眠を取ることで翌朝の身体の調子は大きく変わってきます。
セルフケアではしっかりと緩める
試合前には基本的に整体院Dressに来てもらってケアを受けてもらっています。しかし現実的に来ることができない、遠征でケアを受けることができないといったケースもあります。
そのような場合は、選手にこんなことをやるといいよ!といった内容を伝えます。
選手によって具体的な内容はいろいろとありますが、基本的には筋肉をしっかりと緩めることを目的としています。入浴時にマグネシウムソルトを入れたり、ホームローラーを使ってケアをしたり、静的なストレッチを40秒ほど行ったりしてもらいます。
また水分をしっかりと摂るように促すこともあります。もちろん当日も意識的に摂るように指示を出しますが、前日からしっかりと備えて脱水にならないような意識はとても大切です。
具体的な飲み物としてはスポーツドリンクや経口補水液を勧めます。特に経口補水液を前日から摂っている選手は足がつりにくいという報告も上がっているので、私はそのような指示を出すことが多いです。
試合当日のケア
当日の朝の過ごし方
当日の朝は起きてすぐに外に出るように指示しています。その理由としては日光をしっかりと浴びて身体を内側から起こすためです。
時間に余裕があるようなら少し散歩や軽めのストレッチをするようにして、筋肉を動かし血流を促します。ここでのストレッチは前日に行った静的なものではなく、動的なストレッチをゆっくりでいいので大きく行います。
この目的としては、関節をしっかりと動かして可動域をしっかりと出せるようにするためです。
また朝も水分を摂ることが大切です。自覚がなくても寝ているときは発汗していて、身体から水分は抜けています。
もちろん試合開始時間によっては、朝練を軽くしてからマッサージをして試合会場に向かうということを行うこともあります。例えば15時からの試合であれば、10時ごろから1時間だけ身体を動かして、ケアを受けてから試合会場に入るといった流れ(あくまで一例)です。
会場到着後のケア
会場到着後にもケアを受ける選手がいます。試合2時間前であれば少し筋肉を緩めてリラックスするような静的ストレッチやマッサージを行います。
ここでの目的は身体のリラックスはもちろんですが、心も落ち着けるといったことです。ミーティングの内容をしっかりと頭の中に入れるためにも心を落ち着けることがとても重要になってきます。
選手には自分の身体との対話の時間といった表現で伝えることもあります。今日の身体の調子はどうなのか?硬さを感じるところはないか?いつもと比べてよく動くところはどこか?といった確認をしてもらい、気になる箇所があればアップ後にまた少し確認もします。
アップ後や試合前に少し触ってほしいという要望もあります。その時は短時間で大きな関節や、大きな筋肉を動かすように触ります。特に股関節に関係する筋肉は必ず触るようにしています。
ここまでやって後は試合で怪我がないこと、しっかりと勝つことを祈るだけです。
いかがだったでしょうか?
今回はケアをするのはいつ?試合前ケアのタイミングや内容を解説といった内容でお伝えしました。もちろん人によって差はありますし、チーム状況や立場によってできることできないことがあります。
それでもひとつの例を知っているか知っていないかは大きな差になります。
少しでも試合の勝率を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。
また実際にケアやサポートをしてもらいたいという方は整体院Dressにご来院ください。