こんにちは!今回は整体院Dressが考える痛みの原因について解説していこうと思います。
最近では整体院や整骨院が増えてきて「あなたの痛みの原因はコレです!」と言われる機会も増えてきていると思います。
またSNSを見るとよりその傾向は強く、なにがなんだかわからないと迷っている方も少なくない印象です。
「いろいろな整体院で私の身体の悪いところを指摘されて迷っている」「情報が多すぎて何が本当なのかわからない」「いろいろと試しているけどなかなか良くならない」といった方はぜひ最後までご覧いただけたらと思います。
Dressの考える原因!それは、、、
“まずは”呼吸、そして、、、
Dressが考える症状の原因のひとつに呼吸のエラーがあります。呼吸は全人類が当たり前に行う運動ですが、ここにエラーが生じると当たり前ができない身体ということになってしまいます。
その結果として、痛みや症状が出ている方が多く、呼吸を変えると比較的症状が緩和する傾向にあります。
ただ、、、ここで”まずは”と記したように呼吸以外にも原因になるものはあります。
呼吸の次に原因になってくるのは脱力です。
動いている時に現れる痛みや症状は、その動きにエラーが生じて起きているパターンがあります。そしてそのエラーが起こる理由の一つに力んでいるということがあります。
人間は関節が可動域の範囲内でスムーズに運動することで、動くことができます。しかし力みが生じている時は、その関節のスムーズさが失われている状態です。
例えば膝を曲げたいのに伸ばす筋肉に力が入っていると、曲げるという動作がしづらくなります。
ただここでありがちなこととして「じゃあ曲げる力を入れよう!」として「自然な曲げる動作」が今度はできなくなってしまいます。
立ち方はどうか?
そして脱力の基本は立っている時に力が抜けているか?ということです。立っている状態で力が抜けていないと、常に力が入っていてしんどくなってしまいます。
立ち方の基本としては骨で立つということです。わかりやすい感覚の話をすると、踵にまっすぐ上から体重がかかっているとまずはOKです。
人の身体はいびつなL字をしています。そのL字が無理なく立つには踵に真上から体重をかける他ありません。
それが例えば足の指に体重がかかっているとしたら、本来倒れてしまうはずです。それでも倒れないのは筋肉で身体を支えているからです。それが力みにつながってきます。
その結果、負担がかかり肩や腰、膝に痛みが現れてきていまいます。
脱力ができているか?そして特に立っている時に力は抜けているか?ということはとても大切な項目です。
スポーツの場面ではまた少し話が変わる…
スポーツ動作の痛みの考え方
ただスポーツ動作では少し話が変わってきます。
※ここでいうスポーツ時の痛みというのはレントゲンやエコーで異常が見られない場合の痛みです。
スポーツ動作の痛みの原因は身体の使い方によるものがほとんどです。
例えばサッカーでボールを蹴る時に膝が痛いという選手の場合、逆足の膝や足首の使い方や上半身のひねり方に問題があることがほとんどです。
そういったケースでは膝に触れず逆足や上半身にアプローチすることで痛みが消えていきます。
また野球でボールを投げる時に肩や肘に違和感があるという選手や、手首や肩甲骨、背骨に問題があるケースがよく見られます。手首のスナップがうまくできないと、肘や肩に負担がかかり痛みが生じます。また肩甲骨や背骨の柔軟性が低いと、身体全体を使って投げることができません。
そうなると、肘や肩の動きだけでボールをなげることになるので、結果として痛みが出てきます。
このようにスポーツ動作での痛みは特に、全身の連動といった使い方に問題があることがほとんどです。
Dressでは動画を見せてもらう
ただ自分自身では、どこがうまく使えていなくて痛みが出ているのかはあまりわかりません。(むしろわかったら自分で対処できています)
なので、Dressではプレーしているところの動画を見せてもらうことがよくあります。
ゴルフのスイング、野球の投球、サッカーのシュートなどの動画を撮ってきてもらって「おそらくここの動きが悪い」「これがエラー」ということを見つけ出します。
そしてその問題となっている部分にアプローチしていきます。
スポーツ動作での痛みを施術するうえで、我々が難しいのは施術直後に楽でもプレーしてもらわないとわからないという点です。とりあえず緩めて整えたら、その場が楽になることは当たり前です。
しかし、問題はプレーしている時にどうか?ということです。
そう考えた時、まずはプレーを見ることが大切となります。
特に初回の来院時にプレーの映像を持ってきていただけると、より適切なアプローチができるので、ぜひご持参いただけたらと思います。
いかがだったでしょうか?今回はDressが考える痛みの原因について解説していきました。
読んでいただいたらわかるように、原因をひとつに絞ることはできませんし症状やケースによって考えられることはさまざまです。
だからこそいろいろな知識を身につけておくことが大切で日々勉強しています。
「いろいろと試したみたけどなかなか症状が良くならない」と悩んでいる方は、アプローチ方法が間違っているケースがほとんどです。
是非一度、Dressにご来院ください。