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こんにちは。今回は足の痺れは何によるものか?といった内容でお伝えしていこうと思います。

足の痺れは日常生活においてとてもやっかいで、支障をきたす症状です。そしてその原因はさまざまあり、対処方法を間違えるとなかなか良くなることはありません。

今回のこちらの内容は、足の痺れを出す疾患をざっくりと説明していきます。
実際の症状の細かな説明は各ページをご覧いただけたらと思います。

※もちろんここに紹介する疾患はごくわずかなものです。脳梗塞やビタミン障害などによるものは今回は省いています。

腰椎椎間板ヘルニア

若年の痺れはヘルニアが怪しい

背骨足の痺れは年齢に関係なく多くの方に出る症状です。しかしその中でも腰椎椎間板ヘルニアによる痺れは比較的若年層に出てきます。

腰椎椎間板ヘルニアは腰椎という骨同士の間にある椎間板の中から髄核というゼリーのようなものが飛び出てしまっている状態のことで、痺れや腰痛といった症状を出します。

よく起こる部位としてはL4-L5間、L5-S1間でそこに伴った症状が出てくることが特徴です。

ある程度決まった場所に出る痺れ

ふくらはぎL4-L5間のヘルニアは太ももの裏に痺れや違和感が出てくることが特徴です。また太もも前の筋肉が弱くなることや、膝蓋腱反射といって膝の検査で異常が見られます。

またL5-S1間では膝から下に症状が出ることが多く、スネの筋力低下やそれに伴う足首を上げる動作のやりにくさ、足の甲の違和感といった症状が現れます。

このように腰椎椎間板ヘルニアによる症状はある程度特定の部位に症状が出ることが特徴的です。もし、足の痺れが気になっている方でいつも「ここだけがおかしいんだよな」ということがあれば一度専門家に検査をしてもらうことをおすすめします。

脊柱管狭窄症

長時間歩けないという症状がポイント

椎骨脊柱管狭窄症の症状としては長時間歩けないということがポイントです。脊柱管狭窄症は脊髄という神経が脊柱管という管のなかで圧迫されることでおこるものです。

歩くときは背骨(特に腰椎)が反る姿勢になります。この姿勢は脊髄をより圧迫する姿勢で、これが続くとどんどん足に痺れや重だるさを感じるようになり、歩けなくなります。

しかし座って前かがみで休むと比較的すぐに症状が落ち着き、また歩き出せるようになります。

前かがみは神経の圧迫を開放する姿勢なので、もし歩いていると足が痺れて座って休むと楽になる実感のある方は、一度専門家に相談してみましょう。

脊柱管狭窄症の詳しい説明はこちら

血行性の痺れとの区別が必要

また脊柱管狭窄症を疑うときは神経性の痺れと血行性の痺れを区別しないといけません。神経性の痺れは上に書いたように、前かがみで休めば楽になりますが、血行性の痺れは前かがみとは限りません。

これは人によっていろいろですが、血流の阻害が解消される姿勢があるはずです。その姿勢がじっとしていることが解消のポイントです。

また脊柱管狭窄症のポイントとしては、長時間歩けないけれど自転車は乗ることができるということです。自転車は前かがみなので神経を圧迫することはありません。

もし脊柱管狭窄症による痺れでお困りの方は自転車を使ってみるといいかもしれません。

腰椎圧迫骨折

コケた後や尻もち後に出る痺れは怪しい

坐骨神経痛圧迫骨折による痺れもあります。圧迫骨折は上下の衝撃によって骨が潰れてしまうことです。これにより神経が圧迫されたり、骨が変形することで神経に触れたりして痺れを引き起こします。

特にコケた後や尻もちをついた数日後に痺れが出ているようであれば、一度検査をする必要があります。

このときの検査は整体ではなく整形外科に行くようにしましょう。

骨折は良くなったけれどまだ痺れが取り切れないという場合は整体院や鍼灸院で見てもらうことをおすすめします。

高齢者に限らず全員注意

圧迫骨折は高齢者に起こるものと考えている方が一定数います。しかしこれは若年層でも起こるものです。もちろん割合としては高齢者のほうが多いですが、スポーツをしている学生でも圧迫骨折による痺れで悩んでいることがあります。

スポーツによるコンタクトや、繰り返す着地の衝撃が腰椎に負担をかけつづけてその結果圧迫骨折となります。

スポーツをしていると怪我や故障は当たり前なので、少しの腰痛や足の違和感は軽視されがちですが、なかなか症状が良くならない場合は一度病院で検査する必要があるかもしれません。

坐骨神経痛

下肢裏は坐骨神経の通路

坐骨神経痛坐骨神経は、腰椎から出ている神経が束になり太ももの裏→ふくらはぎ→足の裏といった流れになっています。この坐骨神経の流れどこかで神経が圧迫されたり損傷されたりするとその近辺に痺れが出てきます。

特に多いのは太ももの裏で、歩いているときに突っ張りを感じると表現する人は多い印象です。坐骨神経痛は比較的動いているときに症状が出ることが多く、家でじっとしているときは症状を感じないことがほとんどです。

また痺れ以外にも、力が入らない、触られている感覚に左右差を感じるといったことがあります。

坐骨神経が通るエリアに何かしら違和感を感じた場合は、一度専門家に見てもらうようにしましょう。

腰痛も見られることが多い

また坐骨神経痛の方は痺れや感覚の左右差に限らず、腰痛を抱えている方がいます。

これは坐骨神経のスタート部分(腰椎から出てすぐ)で神経が圧迫や損傷をされていることが原因です。この部位で神経が圧迫されると、その付近の筋肉が硬くなり動きが悪くなります。

坐骨神経痛による腰痛の特徴としては、腰全体というよりも左右のどちらかが特に気になるということです。実際に触れてみると痛みや症状を抱えている側は筋肉が硬く盛り上がっていて、皮膚もぱつぱつに張っています。

座った状態で前かがみになった時、この差を顕著に感じることができるので、腰痛や足の痺れで悩んでいる方は一度確認してみましょう。

 

いかがだったでしょうか?

今回は足の痺れは何によるものか?といった内容でお伝えしてきました。

足の痺れで悩んでいる方はとても多いわりに、なかなか良くなっていない印象です。だからこそその痺れは何によるものか?どうしたらいいのか?といった的確な判断をしてもらって施術を受けるようにしましょう。

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