こんにちは。今回は小学生サッカー選手の伸び悩みを解決する3つの基礎トレ|プロ推奨の動作分析という内容をお伝えしていこうと思います。
整体院Dressでは小学生でサッカーを頑張る選手も見ています。そのほとんどが「もっと強いボールを蹴れるになりたい」「ドリブルで相手を抜き去りたい」「もっと速く走りたい」と思って通っています。
そしてこれは選手本人だけでなく親御さんもそう考えていることがほとんどです。
当たり前のことですが、中学高校と進学していきサッカーを続けていけば筋力はついて身体能力は確実に上がっていきます。しかし隣のチームメイトも同様に上がっていきなかなか差をつけることはできません。
そんな小学生の彼らはボールを使った練習はたくさん行いますが身体の使い方を習得する練習というのはほとんど行っていません。これは良い悪いではなく、クラブチームは特にサッカーのための時間と場所を確保するので、どうしてもその形になっていまします。
しかし実際にプロアスリートを見ていて感じるのは、小学生年代のいわゆるゴールデンエイジのタイミングでどれだけ身体の使い方がうまくなるかで、それ以降のアスリートレベルは大きく変わってくるということです。
逆に言えばここで身体の使い方にエラーを抱えたまま練習を積み重ねていってもどこかで頭打ちになりせっかくの伸びしろがもったいないことになってしまいます。
サッカー選手はサッカー以外にどれだけ時間をかけたか?ここが肝になってくるかもしれません、、、
今回は実際にDressに通っている小学生たちに行っているメインメニュー3つを紹介していきます。ぜひ選手だけでなく親御さんも一緒にやれる範囲で実践して5年後に周りと圧倒的な身体能力の差を生み出す土台を作っていきましょう。
股関節の引き込みとパワーポジション
トリプルエクステンションの活用
トリプルエクステンションという言葉を聞いたことはあるでしょうか?またどういった意味なのか説明できますか?だいぶ専門的な言葉なので、わからなくてもまったく問題はありませんが、知っているとパフォーマンスアップに繋がる視点なので、ぜひこの機会になんとなくでも理解していってください。
トリプルエクステンションは簡単に言うと股関節・膝関節・足関節が同時に伸びる(伸展)することを意味します。簡単に言うと身体のバネのようなもので、ジャンプ力やダッシュの初速アップに繋がります。
このトリプルエクステンションがしっかりと使えるようになると地面(床)から力(反力)をもらうことができて大きな力を発揮することができます。わかりやすのがその場でたった状態から高く跳ぼうと思ったら、必ずしゃがまなければいけません。
それは3関節を曲げて→蹴るという動作が床反力を使うことに繋がるからです。
そしてこのトリプルエクステンションの中でも股関節はより大きな力を発揮するのに適していて、子供の頃から使えることはとても大切になってきます。
コンタクトの肝は股関節
サッカーはショートダッシュとコンタクトが連続するスポーツです。その時にいちいちバランスを崩していたり、相手に負けていたりしたらそれだけで疲れてしまいますし、プレーの質は下がっていきます。
なので極端な話、毎回勝てればいいですが現実はそうはいきません。特にコンタクトに関しては相手との体重、体格差によって明らかに不利な場面もあります。
ただその中でもある程度やれるということが大切です。そしてそこでの重要な要素になるのが股関節を使えるかどうか?ということです。相手とのコンタクトの瞬間にしっかりと踏ん張ることができれば多少の体格差があってもそう簡単に負けることはありません。
特に小学生年代であれば、身体の使い方がうまい選手は少ないのでこちらがうまく身体を使うことができれば簡単に勝つことも珍しくありません。
しっかりと股関節を使って踏ん張ること、そしてそこから押し返すことを早いうちから覚えていきましょう。
胸郭のしなやかさと腕振り
ジュニア世代こそ獲得すべき呼吸と胸郭の連動
よく肩甲骨の柔軟性がアスリートは求められると言われます。この言葉自体は大きく間違っているとは思いませんが、じゃあどうしたらいいの?と多くの選手や親御さんは感じるのでは?と思っています。
そこでポイントになってくるのが呼吸です。特に吐くという動きにエラーが出ている選手はめずらしくありません。本来息を吐くときは肩甲骨が下がってその重さが下半身に乗ります。
しかし呼吸にエラーが生じている選手はずっと肩が上がっています。その結果胸郭の動きに制限がかかり走るときやジャンプ動作のときに全身のしなりを作ることができません。
そして呼吸は日常生活で何万回と行い良くも悪くも癖づいていることがほとんどです。
もしこのようなエラーが生じている場合は、ダンベルでもペットボトルでもいいので両手で持って腕が下る状態で深呼吸を行うことです。吐くときに肩が下がっているという感覚を得るようにしましょう。
腕振りで足の速さは変わる
胸郭のしなりが出てくるとそこに繋がる肩〜腕〜指も振り子のように動かすことができます。そしてこの動きは全身の連動に繋がり下半身にも関係してきます。
陸上短距離選手の走りを見てみると腕の振りにムダがなく、その結果として足もしっかりと前へ出てくるのがわかると思います。しかし小学生年代の走りを見てみると、腕が前後ではなく斜めに出ていたり、左右バラバラに出ていることも珍しくありません。
このようにバラバラになるひとつの理由に胸郭の硬さがあります。例えば右は開くけれど左は開かないとなればそれが肩甲骨の動きにも影響して結果として腕に繋がります。だからこそ速く走るためにはこのような股関節や足以外にも注目することが必要になってきます。
特に小学生はそういった視点を持つことは難しいので親御さんの視点はとても大切です。
足裏の接地感覚とバランス能力
次のステップに繋げる着地とバランス
足裏の接地感覚は、ステップ動作においてはとても重要な要素になってきます。先に伝えたようにサッカーはショートスプリントとコンタクトの連続です。そしてその動きに連続性を持たせて質のいい動きを継続するためには足裏の接地感覚はとても重要です。
ここの感度が低いままだと、どこで踏み込めばいいかわかりませんし毎回細かな動きがバラバラになってきます。
そしてこれにも左右差は出てきます。
例えば右への切り返しのときは無駄がないけれど、左は無駄が多いという選手は少なくありません。そういった場合の理由のひとつに足裏の接地感覚が関係していたらそこを改善させるエクササイズは必須です。
Dressで下駄トレーニングを取り入れる理由
その具体的なエクササイズのひとつに下駄トレーニングがあります。
Dressで使っている下駄は踵の部分がないもので、必然的に前足部での接地になります。その中でいかに感覚を高めてバランスをとることができるか?がポイントとなってきます。
しかし実際に選手に下駄トレーニングをしてもらうとグラグラバランスが取れないことがほとんどです。それにプラスしてウォーターバッグなども持ってもらうと尚更です。
言い換えるとこのようなトレーニングを普段から行うことでバランス感覚は明らかに強化されます。実際にDressで半年間パーソナルトレーニングを継続している選手のバランス感覚は明らかに上がり、サッカーのスプリントだけでなく体操の安定感も出てきたと、お父さんから言ってもらえました。
最近では下駄をはく機会はほとんどありませんし、裸足で遊ぶことも減っています。しかし足裏の感覚を幼い頃から獲得しておくことはバランス感覚の獲得にはとても重要な要素です。
ぜひ下駄トレーニングを親子でやってみてください。おそらく親御さんもできません、、、
まとめ
小学生低学年からやり続ける価値
いかがだったでしょうか?今回は小学生サッカー選手の伸び悩みを解決する3つの基礎トレ|プロ推奨の動作分析という内容でお伝えしました。
これらのトレーニングは大人のほとんどができません。その理由は小さい頃からやる機会がなかったからです。だからこそいまの子どもたちにやらせる必要があると考えています。
特に小学3年生くらいからスタートできることが理想です。中高生になってから身体の動きを獲得しようとすると、小学生に比べ圧倒的に時間がかかります。これはそれまでにインプットしているものを書き換えるようなもので、小学生のうちの真っ白なキャンバスに書いたほうが早く馴染むのは明らかです。
もちろんサッカーを中心に運動することが大切ですが、少しずつ勝負の世界になっていく5年生や6年生を迎えるまでに身体をうまく使うことを楽しみながら学習することができる流れが理想です。
ぜひ小学生でサッカーを頑張っているお子さんがいるご家族は参考にしてみてください。







