こんにちは。今回は頭痛と整体というテーマでお伝えしていきます。整体院Dressには頭痛で悩んでいる方がたくさん来院されいています。
その中でしっかりと通院して良くなる人がほとんどですが、初回の時点で来院をおすすめしないというケースもあります。
その理由は整体では対応できない頭痛だからです。その関係を知らずに整体を受け続けているとただお金と時間を失うだけで症状がまったく改善しないというケースに陥ります。
もしあなたがいま頭痛で悩んでいるのなら、ぜひこちらの記事を最後まで読んでもらえたらと思います。
頭痛の種類
大きく分けてふたつ
頭痛の種類は大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛のふたつにわかれます。
一次性頭痛はいわゆる頭痛で、緊張型頭痛や片頭痛といった最初の症状が頭痛として起こるもののことを言います。
それに対して二次性頭痛は、何かが起こり二次的に頭痛が現れるものです。その中には脳卒中や髄膜炎、感染症などがあります。
これを見てもわかるように、一次性頭痛はそこまで危険なケースは少なく二次性頭痛は命に関わるケースもあります。なので、頭痛がまず出たときは「この頭痛は二次性頭痛ではないか?」ということの判断がとても重要になります。
そこが消去できれば特別急いで対応する必要はありませんし、病院へ急ぐ必要もありません。
しかし二次性頭痛であれば、その場で救急車を呼ぶケースもあります。病気によって症状の合わられ方はそれぞれなのでこの場合はすぐに救急車!ということは言いにくいですが、呂律が回らない、手のしびれが強いといった場合は危険な可能性が高いので、要注意が必要です。
緊張型と片頭痛
私達が生活するうえで悩まさせる頭痛といえば一次性頭痛がほとんどで、特に緊張型頭痛と片頭痛がその代表例です。
発生機序はそれぞれ異なり症状も明確に違ってきます。ただここで厄介なのはどちらかひとつの頭痛というケースだけでなく混合型のケースもあるというとです。
朝方は片頭痛のような症状が強いけれど、日中や夜は緊張型の頭痛、そして寝る前になるとまた片頭痛がやってくるといったケースも珍しくありません。
それくらい一次性頭痛は症状の変化が大きく、対処が難しいものになります。
また混合型の存在を知らないと、自分は片頭痛と思っていたのに、、、緊張型と思っていたのに、、、となり、適切な対応をできない時間が多くなってしまいます。
わかりやすい症状で言うと、緊張型は肩こりや首こりといった頭のまわりが重だるくなることによって起こる頭痛で、症状も鈍く重たいようなものです。それに対して片頭痛は、指すような痛みと表現されることが多く、光や匂いに敏感になる、眼の前がチカチカするといった症状が見られることもあります。
このような代表的な症状を知っているだけでも自分が、どちらか一方のなのか混合型なのかがわかってくると思うので、ぜひ覚えておいてください。
整体が得意とする頭痛
緊張型頭痛は整体に任せてみよう
このように頭痛にもいろいろとありますが、その中でも緊張型頭痛は整体によって症状を緩和できるケースが多いです。
緊張型頭痛は首や肩、頭の筋肉が固くなることで起こると言われています。つまりその硬さを解消することで症状は緩和し、それを得意とするのが整体です。筋肉や骨格を整えることで血流が改善し筋肉がやわらかくなると頭のすっきり感はもちろん、首や肩も軽くなり症状はだいぶ緩和されます。
また整体だけでなく鍼などもとても効果的で、側頭筋や僧帽筋、表情筋へ鍼をすることで頭痛の症状緩和が期待できます。特に側頭筋は緊張型頭痛特有のしめつけられるような痛みに関係していることがほとんどで、多くの患者さんが凝っている部位です。
もちろん指で押して緩めることも可能ですが、鍼をすることで悪い箇所にピンポイントでアプローチできるので、終わった後のすっきり感は明らかに違ってきます。
それ以外は基本的に頭痛外来へ
片頭痛をはじめ、緊張型頭痛以外の頭痛は基本的には頭痛外来に行くようにしましょう。
片頭痛は刺激を加えることで症状が悪化することが多く、血流が良くなることも逆効果といった報告もあります。
二次性頭痛は有無を言わさず、病院でMRIを撮ってもらい診断を受ける必要があります。
特にいままで経験したことのないような頭痛の場合は、迷わず病院へ行くことをおすすめします。MRIを撮ってなにもなければそれはそれでOKなわけで、中途半端なまま放置することがリスクです。
ぜひ遠慮せずに病院へ行くようにしましょう。
いかがだったでしょうか?今回は頭痛と整体というテーマで書いてきました。
大切なことは、命に関わる頭痛かどうか?の判断が最優先ということです。そして次に、そこまで心配する必要のない頭痛なら、それは整体で対処可能か?を判断することです。
ここまでしっかりとできれば対処方法で大きく間違えることはありませんし、症状緩和までの時間もそこまでかかりません。
今回の内容をもとに、自分の頭痛の種類をまずは理解するようにしましょう。