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こんにちは。今回は腕のシビレに対するセルフケア3選といった内容でお伝えしていこうと思います。

ひとつまえのこちらの記事では、腕の痺れは何によるものか?といった内容をまとめています。

腕の痺れは何によるものか?

痺れの原因はいろいろとあり、当たり前ですが原因によって対処法は変わってきます。ただ、その中でも共通のセルフケアも存在します。

今回は原因に関係なく痺れを感じている方はまずコレをやろう!といったものを紹介します!

鎖骨の下を緩める

鎖骨の下は神経の渋滞エリア

神経叢腕の痺れがある場合、まず触れる部位としては鎖骨の下です。首から出た神経は束になり、鎖骨の下を通って腕につながります。

そしてこの鎖骨の下は肋骨との狭い空間で、その付近に筋肉も密集している渋滞エリアです。

腕に痺れが出ている時は、この渋滞エリアで神経が圧迫されていることがほとんどです。そして骨による圧迫の場合もありますが、ほとんどが筋肉による圧迫です。

このエリアの筋肉が固くなってしまうと神経へ何かしらの影響を与える可能性が高まります。

ポイントは小胸筋

小胸筋その中でもポイントになるのは小胸筋です。

小胸筋は、肩甲骨の一部である烏口突起(うこうとっき)から第3〜5肋骨につく筋肉で、肩甲骨を下げたり(下制)、外に開かせたりする(外転)働きがあります。

また呼吸の補助筋肉で、肋骨の動きにも関係します。

ここまでの説明でとても重要なことがなんとなくでも伝わると思いますが、ここが固くなっていまうと猫背になるのはもちろん、呼吸が浅くなり肩こりや首のコリにもつながってきます。

そして小胸筋の下を神経の束が通るので、腕にかけての痺れも起きてしまいます。

特にデスクワークの方や、美容師さんなど腕を上げている時間が長い方は固くなりやすく症状が出てきやすい印象です。

首から腕の神経をストレッチ

筋肉ではなく神経を伸ばす

腕の神経ストレッチはセルフケアの基本中の基本ですが、多くの方が日頃行っているストレッチは筋肉を伸ばすストレッチです。

もちろん腕の痺れに対して筋肉を伸ばすことの効果がないとはありませんが、神経をストレッチする方が効果は見込めると考えています。
では神経のストレッチはどのようにして行うのか?筋肉のストレッチとはどのような違いがあるのか?ということを説明していきます。

神経の流れを知って角度を決める

ストレッチという部分では同じなので、考え方としてはスタートからゴールまでの距離が遠くなるように伸ばすということです。

違いとしては、神経は首から始まり多くの関節を通過して指先まで通るということです。

なので、まず行うこととしては首を痺れている側とは逆に倒して神経のスタート地点を伸ばします。そして鎖骨を下げて、肩を引いて(肩関節伸展)、肘を曲げて捻って(伸展・外旋)、手首を曲げて(手関節背屈)、指を伸ばします。

この肢位が首から肩を通って手のひらに通る神経のストレッチです。

しっかりと伸ばせていると、筋肉を伸ばしたときとは違いピリピリとした感覚がわかると思います。また続けていくと少し痛みが出てくると思います。

ぜひひとつひとつの関節の角度を確認しながら神経をストレッチしてみてください。

重りを持って腕の脱力

脱力をするから流れが変わる

また腕に痺れを感じている方の多くは、首から腕にかけて力んでいることが多い印象です。とは言っても、ガチガチに力が入っているというわけではなく、なんとなく力んでいて脱力する瞬間がほとんどないといった意味合いです。

こういった方の多くは、力んでいる自覚がありません。

ただそれを指摘しても、自覚がないのでわかるはずもありませんし、長年その状態であったのでむしろそれが普通になっています。

持って揺らそう

ダンベルでは、どのようにしてその力みを解消させるのか?ということことですが、やりやすい方法としては1kg〜2kg程のダンベルを持って、だらんと腕をおろします。

その状態で、身体を揺らしながら腕も揺らしていきます。

このときの注意点としては、身体が揺れるから腕もそれに伴って揺れるという理解を持って行うことです。これを腕を揺らすとなると、それは揺れるではなく動かすになっていまいます。つまり方や腕の筋肉を使っているということです。

しかし身体が揺れるから腕も揺れるとなると、筋力発揮はほとんどない状態で腕が結果的に動くことになります。

この時肩から腕全体の力が抜けているはずです。そして普段からそういった状態であることが大切です。なかなか力んでいる自覚のない方はまず、普段と脱力時の差を理解するようにしましょう。

そうするだけでも気をつけよう!といった意識が出てくるはずです。

 

いかがだったでしょうか?

今回は、腕の痺れに対するセルフケア3選といった内容でお伝えしてきました。

なかなか解消されない腕の痺れや重だるさがある方はぜひ今回紹介した内容を実践してみてください。もちろんこれだけですべてが解消されるということは難しいと思います。

そういった方はぜひ整体院Dressにご来院ください。

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